今までに見つかったバグの修正が終わりましたので、ここに修正版（第 1.10 版）を公開させて頂きたいと思います。
ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

以下の入力欄にパスワードを入力していただき、「送信」後に表示されるページから、修正版をダウンロードして下さい。

パスワードは、コミティア当日に配布したゲームに付属しているリーフレット（二つ折りの印刷物）に書かれた文の、“最後の行、冒頭から７文字”になります。
もしこのリーフレットを捨ててしまった方や、失くしてしまった方がいましたら、

• サークルメールアドレス（madoromi-bud@outlook.jp）
• ツイッターアカウント（@pale_drops_PR または @H_Healin）

のいずれかにご連絡下さい。
その際、ゲームのパッケージ画像などの確認をさせて頂きますので、ご了承下さい。

2016.01.01 追記【重要】
淡雪 1.10 版を起動する前に、コミティア配布版（1.00 版）のセーブデータをフォルダごと削除して下さい。
1.00 版のセーブデータが残っていると、誤作動の可能性があります。

セーブデータは、マイドキュメント > pale drops > 淡雪 フォルダに作成されています。

昨日のイベントで配布したノベルゲーム「淡雪」（第 1.00 版）ですが、ゲームプレイにおける重大なバグが見つかりました。本編44頁（プレイ外面左下の数字です）から、ゲームが進まなくなるというものです。また、その他にも、

• 本編のテキスト表示が場所によっておかしくなる
• ゲーム起動中（サークルロゴが表示されている間）に画面をクリックすると、ゲームが始まらない
• しおり機能（セーブ、ロード）が正常に働かない
• 環境設定のサンプルの表示がズレることがある

といったバグが見つかっています。
近日中に、これらのバグの内、特にゲームプレイに大きな影響のあるものを修正したバージョンの作品（もしくはパッチ）を公開します。
デバッグの不十分な状態で公開してしまい、大変申し訳ありませんでした。
鋭意修正を行っていきますが、もしさらなるバグなどが見つかりましたら、サークルメールアドレス（"madoromi-bud@outlook.jp"）またはツイッターアカウント（"@pale_drops_PR"もしくは"@H_Healin"）まで連絡を頂けると、大変助かります。
重ね重ねご迷惑をお掛けします。
その他、何か気になる点がございましたら、お気軽に連絡をください。

さて、今回の記事のテーマである「pale drops らしさ」ですが、これを言葉にするのはなかなか難しいですね。
これは私の考えなのですが、私達らしさというものは言葉にして定めるものではなく、創作をした後に初めて見えてくるものではないでしょうか。

それは新しい作品を作る度に変わってゆくのでしょうし、最初に何か一つの言葉を提示して、それに拘るものでもないと思っています。

……そんなことを言うと、そもそものテーマを否定しているじゃないかと突っ込まれてしまいそうなのですが、まぁその通りです。
私達らしさなどというものを決めてから作るのではなく、作ったものを見たときに、自ずと私達らしさが現れると私は思っています。

pale drops という言葉があって、そこに所属する私達がいて、その言葉から連想される事物があります。勿論、それらは私達の創作の指標にもなるのでしょう。
しかし、そういったまとまりの前に、私達は一つの人間であり、それぞれに好みがあります。私にとって好きなものが他のメンバーも好きとは限りませんし、その逆もまた然りです。
私達が集団として何かを創り出そうとしたとき、そこでは個々人の嗜好がぶつかります。そのぶつかり合いの中で生まれてくるものこそが私達らしいもので、つまりは、私個人が私達らしさを規定できるものでもないと思うのです。

ただ、pale drops という言葉から連想される事物としては、最初にSEMIさんが述べてくれた、『元は形を持たない、私たちでなければ捉えられない何かを形にする』という考えや、前回らいかさんが言ってくれた『自分たちの好きなものを、なんでそれを自分たちが好きなのか考えながら表現に活かす』という考えがあるのだと思います。
もし、ここに私がもう一つ付け加えるとすれば、「自分の好きなものと、自分達の好きなものを淡いバランスの上に成り立たせる」とでもなるのでしょうか。

私は「pale drops らしさ」というものを、私達の作品を通じて、皆さんに感じて頂きたいと思っています。

……とまぁ、真面目（っぽく）語ってみたのですが、正直何も考えていないだけかもしれません。

他の二方の記事は面白いので、ぜひそちらも読んでみてください。
改めて全員の記事を読み返すと、皆考えていることが大分違っていて楽しいです。

随分と暑くなってきましたね。冷えた飲み物がおいしいです。
それではお付き合いありがとうございました。

　*

ところで急な質問ですが、この記事を読んでいるあなたは、ふだんどのくらい本を読まれるでしょうか。
全く読まないという方もいらっしゃるでしょうし、もしかすると一日に二冊も三冊も読むよ、という方もいらっしゃるかもしれません。
僕はちょうどその中間らへんで、気分やそのとき考えていることにもよりますが、たいていは月に六、七冊、少ない時は三、四冊、多い時は十一、二冊ほど読みます。
精読というわけでも多読というわけでもなく、どちらかというとかなり適当というか、気まぐれな読み方をしているのですが、それでも何年も何年も本を読んでいると、それなりに色んなことを考えさせられたりします。

たとえば最近でいうと、ちょっとまえに読んだ小説論みたいなものを手がかりにして、いろんな作品ジャンルの表現のスタイルのちがい、のようなものについて考える機会がありました。
僕たちの世代に身近なものでいえばアニメ、マンガ、J-pop、ゲームなどにもこのスタイルというものがあって、いま僕たちが作っているゲームにしろ、ある程度ノベルゲームとよばれるジャンルの文脈は受け継いでるわけだから、まったくゼロからこういう方式のものを構想したというわけではありません。
そして当然ではありますが、そのノベルゲームにしても突如として出現したジャンルというわけではなく、親や祖父母や先祖にあたる元ネタ的ジャンルをちゃんと持っています。…全文を表示

この新サークルサイトの素案を考える際、「pale drops らしさ」を形にするため、まずはそれを言葉にしていきました。今までの活動を振り返って「私たちらしさ」を探ったのですが、その時のメモをまとめると

• ノベルゲーム作る大学生
• （とりあえず手の届く範囲には）無いからつくる
• まず自分たちが楽しめるもの、次いで他の人が楽しめるものを作る
• デジタルもアナログも不可欠（出入力両方で）
• 物語を楽しむことに関するこだわりがある
• 淡さ、儚さ、繊細さ（で胸がきゅっとなる感じ）を大切にしてる
• あまり周囲と馴染まない（どこかはみ出てる）
• 自分たちに何が出来るかは分からない（ので拡張可能）
• できるだけクオリティで妥協したくない
• 想像力が掻き立てられるものをつくりたい

という感じです。まだ盛込めていない部分もありますが、これらを感じ取ってもらえるようデザインしたつもりです。いかがでしょうか……？（すみません自信無いです。あとスマホ版は制約多すgなんでもありません）

そもそも「pale drops」というサークル名（シナリオのらいかさんが考えてくれて、私もひぃりんさんもその淡くて儚くて繊細で想像力掻き立てられる感じがすごく気に入ってるのですが）の意味も考案者含めてよく分かってないです。これは「見た人の想像にお任せ」ということでもあるのですが、このメモを書いていて、ふと

「『淡い雫』には『元は形を持たない、私たちでなければ捉えられない何かを形にする』的な意味というか思いが込められているのかな」

と思いました。
多分これが今、私の考える「pale drops らしさ」です。

これは今後制作を進めるうちに変わっていくかもしれません。 そのときはまたリニューアルするのでお楽しみに（？）！

あとこれ時期的にちょうどいいテーマだと思うんでリレーにします。
うーんやっぱ締めは代表だと思うんで次はらいかさん。こちらもお楽しみに！

見えるもの・聞こえるものを通して、作品の中で私たちがやりたいこと、伝えたいこと、作品の魅力をより伝わりやすくするお手伝いをしていきます。
それに触れた人が嬉しくなるような、今までに無い何かを形にしていきたいと思います。よろしくお願いします！

さて本日、ノベルゲーム「微睡の蕾」とサークル「pale drops」のWEBサイトをリニューアルしました。
昨年秋、間に合わせのFLASHサイト（スライドショーに毛が生えた何か）を公開してからずっと「ちゃんと勉強してまともに見れるWEBサイトを作りたい！」と思っていたのですが、この長期休暇でやっとそれが叶いました。

今回はモバイルにも対応しています。
スマホもPCも持ってる方は、ぜひ両方でアクセスしてみてください。何か発見があるはず……

2015年春からは、より積極的に情報発信していく予定です。
｢pale drops」の活動にご注目下さい！